結果ださなきゃ、プロだしね


by quatroro
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酸性領域でのパーマ

昨日の技術練習

クアトロ幹部のあぐりちゃんに
『今日の練習どうしよっかな~?』ってなんとなく言ったら
最悪のウイッグを持ってきて
『このウイッグにメチャ綺麗なパーマをかけて下さい』
と言ってきた
あぐりちゃんはいつも僕に厳しい・・・基本どSです

ではやらせていただきます(^O^)/

今日のモデルはウイッグのサヤカちゃん(仮名)
サヤカちゃんは、ちょっとおてんばキャンディスホワイト
クアトロから浮気して
安売り店で縮毛矯正→デジパかけて上手くかからず
違う安売り店でエアウェーブをかけなおした結果
ピース又吉orロッチ中岡のようになってしまったサヤカちゃん(仮名)
明日は大切な彼とのデート、どうしよう・・助けて(T_T)
んでクアトロご来店(妄想設定)
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ということで
チオベースのST剤、180度アイロン後→90度デジパ→エアウェーブ
と熱変性トリオを余すところなく経験したサヤカちゃん(仮名)
髪の毛は過軟化でテロテロ、毛先はチリチリ、切れ毛バリバリです

熱変性ダメージの髪の毛にパーマをかける
これは本当に難しい
過軟化・過還元・過膨潤
カラーによるアルカリダメージのほうがまだ簡単
熱変性ダメージが逝きすぎていたらもうほんと無理です

このような人に対する正しいカウンセリングは通常
治すのに一年かかります
なのですが
練習ですから、無理からやりましょう

考え方として
このサヤカちゃんにパーマをかけるとき
この髪の中にパーマをかけられる部分がどれくらい残っているのかを見極めること

よく毛髪診断☆なんていって
髪を引っ張ってみたり
髪を手に乗せてみて重いだ軽いだ言ってみたり
濡らしてみたりしますが

僕はあんなことで何が判るのかが解らない
いや多少判ることもあるけれど、判ることのほうが少ないと思うし、判断も狂いやすいと思う

だってお客さんが使ってるシャントリがシリコンまみれだったら
それだけで判断狂っちゃうでしょ?どこにどれくらいシリコンがついているかなんて
見て触っただけじゃ絶対判らない
キューティクルや髪の内部にどれくらいタンパク質が残っているのか?
ちゃんと判る人って本当にいるんですかね?
顕微鏡で見たって未だに全てが解りきらないのに
起きた現象によってコロコロ変わるような理論ばかりなのに
それを、見て触っただけで判断しちゃうって
逆に怖いことだと『僕は』思うのです

綺麗なパーマ、綺麗なカラーをしたいのなら

お客さんに今までの履歴と経験聞いて
ホームケアとかセットのやりかたとか使用シャンプーとかホームカラーとか聞いたうえで
想像して、理論を組み立て薬の反応をつぶさに観察するしかない
ようはカウンセリングと観察が大事だということですね

今回もその考え方で進めて行きます
履歴から考えていくと
膨潤も軟化もさせたくない、でも熱によるアプローチは必要
なので弱酸性の薬のみを使用した
縮毛矯正+デジタルパーマでやっていくことにします

施術スタート

毛先、表面のビビりを馴染ませるために
PH5.5・還元剤濃度2のチオグリセリンを根本から毛先まで塗布して15分加温

PH5.5・還元剤濃度4のラクトンチオールを根本から毛先まで塗布して10分加温

プレーンリンス→ノンシリコントリートメント塗布

ツインブラシによるブローと140℃に設定したアイロンで
ビビりをなじませるように毛先まで矯正

疎水化トリートメントをつけながらノーテンションワインディング

デジパの機械、オーディスにつないで
50℃で10分→90℃で5分
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写真撮り忘れ・イメージ

過水→ブロムのW酸化

結果
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ビビりを修正しつつ上手くはかかりました
ただロッドの径に沿ったパーマはかからず
ちょっとゆるい感じ

時間もかかったし疲れた・・・

でも良かったでしょ?サヤカちゃん
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by quatroro | 2011-05-01 16:03 | 技術練習